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拭き漆のすゝめ

執筆者の写真: TADUGANE CRAFTSTADUGANE CRAFTS

旋盤で作った食器を塗装するなら拭き漆につきます。

「漆」と聞くとそれだけで敷居が高いように感じますが、こと「拭き漆」に関しては初心者でも失敗し難い工法です。

※↑は5回ほど拭き漆を重ねた器を中研ぎしたところです。


皆さんが心配される「かぶれ」も、しっかりと防御策を講じれば基本的には問題ありません。研磨した木地に刷毛で漆を塗り拡げていきます。通常塗料の刷毛塗はムラや指紋痕が気になったりと気を揉みますが、拭き漆はその辺はあまり気にしなくても大丈夫です。

専門店でチューブ入りの生漆と専用の刷毛が販売しています。趣味の方向けに少量でも購入可能です。


一通り漆を塗ったら、紙や布で表面の漆を拭き取ります。


拭き取り終わったら「漆風呂」で乾かします。

手っ取り早い漆風呂の作り方は、蓋付きのプラコンテナに桟を掛け、しっかり濡らしたタオルを底に敷けばOKです。湿度60~70%前後で良く乾きます。



見た目には落ち着いた艶、塗膜は防水性抜群。食器にはもってこいです。

是非チャレンジしてみて下さい。



漆の専門店さん↓


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