現在、T-series・L-series・“0-28”tributeの3本を製作進行中ですが、これに加えて2本を同時進行で進めていきます。キリよく(?)5本箱にしたところで、一気にネック加工に移ろうと思います。
ミニギター“18c”seriesはギターとウクレレの中間くらいのサイズです。A,E,C,G,D,Aでチューニングします。始めて作る形なので、まずは型から製作します。“18c”というのは、18世紀ギターっぽいボディシェイプだから。
小さなボディの為、普段は寸法の都合でギターに出来ない材木を登用できます。以前買ったは良いものの、使わずに倉庫で眠っていた屋久杉を使うことにしました。凄い杢目です。
表板は桧で使います。これも以前作った桧のギターの余り材です。
板厚2.5mmを切るくらいにしたのですが、思いのほか柔らかくなってしまったので、裏板は4本の力木を取り付けることにしました。
代わって、“0-28”tributeの黒柿モデル。基本モデルはスプルースとインドローズでボディを作りますが、こちらは黒柿を側・裏板に使います。これまた屋久杉とは違う説得力のある杢目です。
黒柿を曲げるのは初めてでしたが、想像より柔らかいですね。ふにゃっと曲がりました。
表板はジャーマンスプルース。豪華なギターになりそうです。黒柿もジャーマンスプルースも、ギター製作の最初の手ほどきを受けたギター製作者・日比伸也さんからお譲り頂いたものです。数十年のストック材なので、失敗できないなぁ…。
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