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お客様提供の間伐材でウクレレを試作する

執筆者の写真: TADUGANE CRAFTSTADUGANE CRAFTS

現在、お客様からご提供頂いた間伐材を使用してウクレレキットを製作するというプロジェクトが進行中です。今回は、実現可能性を見極める為に試作品を製作しました。

杉・ヒマラヤ杉・桧・欅・桜の五種類の材を提供頂き、木部については全てそれらで製作することを目指します。


楽器用材として間伐・保管されていた訳ではありませんので、小割して薄く挽く必要があります。工房に持ち帰り、丸鋸・バンドソー・手鋸・鉋等を使って楽器用材として製材しました。


オリジナルの型も製作しました。


ボディ内部の構造材も全て提供された材木を使用します。

ライニングと力木は杉、上下のブロックはヒマラヤ杉を使用しました。


ボディ材は表裏共に杉とヒマラヤ杉で三枚接ぎにしました。

真ん中の色の濃い部分がヒマラヤ杉です。

側板は杉です。


「提供された材を全て使う+楽器として成立させる」というテーマのもと、製作を進めていきます。


指板とブリッジは桜を、ネック・サドル・ナットは欅を使用しました。

桜をネックにしようかと思っていたのですが、頂いた桜材がやたらと硬いものだったので指板にしました。


試作品の納期が迫っていた為、オイルフィニッシュの後すぐに発送しました。

完成写真を撮り忘れるという失態…(笑)

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